菅直人代表代行は党本部で行われた28日の定例記者会見で、改めて安倍内閣について問われ、「非常にはっきりした内閣。論功行賞とお友達を集めた内閣」とばっさり批判した。
臨時大会以降初めての記者会見で、菅代行は臨時国会の課題について「最大の課題は、格差の拡大。それに関連するかのように犯罪の増大、自殺の増加が見られる。また、雇用に関しても同一労働であっても、賃金に格差がある。このような国民生活に直結する問題で、具体的に論戦に備えていきたい」と、生活課題を中心に論戦を挑むことを明らかにした。
また、10月の衆議院補欠選挙に触れ、「安倍内閣初めての、国政選挙となる。気を抜かないで頑張っていきたい」と神奈川16区、大阪9区の補選勝利に向け、さらに努力するとした。
また、野党共闘、無所属議員との連携に関して、「今の自民党のあり方について批判的な方、自民党ではない立場で行動される方とは、連携を取っていくのが基本姿勢。安倍さん、自民党とともに行動するのではないという方と連携をさらにとっていく」と、その姿勢を改めて明らかにした。
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