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2006/06/14
参院議員総会を開催 新しい議員会長に輿石東議員の選出を承認
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14日午前、参議院本会議を前に民主党・新緑風会の議員総会が国会内で開かれ、江田五月参院議員会長らの挨拶があったほか、新しい参院議員会長に、輿石東参院幹事長が選出されたことが報告・承認された。

 冒頭、江田参院会長が挨拶し、最終盤となった国会について、「どうも突然、ガス欠で高速道路で車が止まった感じ」だと違和感を指摘。昨日の参院厚生労働委員会での医療制度改革関連法案の採決強行についても、国民から「怒りの声が起きてきている」と述べた。更に、福井日銀総裁の村上ファンドへの1000万円の投資の問題についても、「金融政策の一番の責任者が、自分の出した1000万が増えるか減るか、それを金融政策で決めていくというようなことをやられたのでは、たまったものではない」と厳しく批判を加え、「厳しく追及をしていかなければならない」と語った。

 江田参院会長は続けて、「最後までしっかりと緊張感をもってやっていきたい」とし、「会期が終わっても、小泉内閣がどう最後を締めていくのか、民主党の責任は重大だ」と指摘した。また、自らが参院会長の任を退くことについても、「2年間、本当にお世話になった」と謝意を表し、「小沢執行部の下で、民主党はこれから最後の頂上をめざしてがんばるところだ」との認識を示して、「新しい執行部をみんなで支えながら、私も縁の下でがんばっていく」との決意を語り、大きな拍手を浴びた。

 続いて、輿石東参院幹事長、平田健二参院国会対策委員長、直嶋正行参院政審会長(政策調査会長代理)、郡司彰議院運営委員会筆頭理事らが、それぞれ報告を行った。また、この日の本会議に登壇する足立信也・郡司彰両参院議員が、それぞれ決意の挨拶を行った。

 総会ではこのほか、民主党・新緑風会の会長選出に関して、選挙管理委員会事務局長の高橋千秋参院議員から、9日・12日の両日に会長選挙の立候補を受け付けた結果、会派所属10名以上の推薦人名簿を添えて、輿石東参院議員から届け出があり、当選人と決定したことが報告され、総会として拍手で承認された。

 輿石新参院会長はこれを受けて挨拶し、「もとより力不足であり、皆さんのご指導とご協力がなければ1日ももたない」とし、「江田会長の下に寄せていただいた以上のお力を寄せていただきたい」と呼びかけ、大きな拍手を浴びた。

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