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2006/10/06
あいまいさだけでなく後ろ向きな姿勢目立った 予算委後に菅代行


 菅直人代表代行は6日、衆議院予算委員会質疑後に国会内で記者団の質問に答え、安倍首相の答弁の印象を語った。

 特に格差の問題、官製談合による税金の無駄遣いなど重要課題を取り上げた菅代行は、「格差拡大については総理は実感がないことが質疑のなかではっきりした」と指摘。役人の説明を繰り返すだけで、菅代行が示した年金受給者世帯などの小泉改革後の負担増による格差拡大について、実感をもって答弁しているとは見受けられなかったと指摘した。

 天下りと官製談合は表裏一体だと指摘し、与党側はその天下りを緩和する方向に動いていることを問題視した質問に対しても、放置する方向での首相答弁しか聞かれず、具体的な対応は何ら示そうとしていなかったとの見方を示した。

 民主党が以前からその杜撰さを問題視し、解体すべきだと主張してきた社会保険庁の問題については、あたかも与党がそれを主張してきたかのような首相答弁が見られたと指摘。「いいとこ取りをしてもらっても結構なのだが、それならば少なくとも現在提出しているいい加減な改革案を出しなおしてから主張してほしい」と語った。この政府案がある限り、首相答弁は自己矛盾にすぎないと指摘した。感想として、あいまいなだけでなく後ろ向きな姿勢が目立ったとした。
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