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2006/10/12
11月に設立総会 「国会がん患者と家族の会」世話人会開く
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 「国会がん患者と家族の会」の世話人会が12日夕、国会内で開かれ、代表世話人に尾辻秀久元厚生労働大臣を選んだ。この会は山本孝史民主党参議院議員が事務局となって、がん対策基本法の成立に尽力した議員が中心となり、がん対策基本法が機能するようフォローすることが目的。

 また、世話人会では、11月上旬をメドに「国会がん患者と家族の会」の設立総会を開くこと、広く国会議員に参加を呼びかけることが提案され了承された。さらに、11月25日(土)午後1時から東京ウィメンズプラザホール(東京都渋谷区神宮前5−53−67)で、「最善の抗がん剤治療を受けたい!と題したパネルディスカッション」を、NPO法人キャンサーネットジャパンと共催することが決められた。

 山本議員は、設立の目的を「がん対策情報センターが設立されたが、仕事量に対して人が追いついていない。ここでも予算と人が必要。拠点病院の整備などがん治療の水準を上げることが重要。患者の満足が得られる治療ができる体制整備のために活動していく」と語った。また、そのための勉強会なども開催していくことを提案、了承された。

 世話人には民主党から山本議員の他に仙谷由人衆議院議員も就任している。

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