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２６日朝、福島市天神町の「県民党会館」前の広場で行われた福島県知事選挙告示日の街頭演説会に駆けつけた渡部恒三最高顧問は、「県民の、県民による、県民のための県政」の必要性を強く訴えた。
演説会では、福島県立医科大学長を務めた新しい福島県を作る会の伊藤司会長が、混迷する福島県政の建て直しを訴えるなど、各弁士から危機感をこめて清新な福島県政を作る必要性が述べられた。
演説会に駆けつけた渡部最高顧問は、まず県政の水戸黄門だと自己紹介して演説を始め、戦前は任命制であった知事が現在は民意で選ばれることを指摘し、中央からの支配を排して県民が県のことを決めるべきだとして、「県民の、県民による、県民のための県政」を作る必要性を訴えた。そして、トレードマークとなった葵の印籠をかざして県政改革を支援する決意を示した。
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