民主党拉致問題対策本部(本部長:中井洽衆議院議員)は27日午前、国会内で塩崎官房長官と会い、「拉致問題の早期解決と北朝鮮への実効ある制裁を求める申し入れ」を行った。
政府は、安倍首相を本部長、塩崎官房長官を副本部長、閣僚全員がメンバーとなる拉致問題対策本部を設置した。今回の申し入れは、安倍首相、塩崎官房長官のほか、同本部の事務局長を務める中山首相補佐官(拉致問題担当)を宛先としている。
申し入れ(下記ダウンロード参考)では、北朝鮮に対して国内外が厳しい対応を
とっている現状を、拉致問題解決の「絶好のチャンス」ととらえ、6項目について政府が迅速な対応を行い、早期解決を図るよう求めている。
申し入れには、松原仁(同本部副本部長)、渡辺周(同本部事務局長)両衆院議
員も同席。民主党の各議員が今国会で拉致問題を取り上げて議論をしていることにも言及し、与野党を問わず解決にあたるべきとの見解を示した。
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