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2006/11/02
河野衆院議長に核廃絶の強い意思表明を申し入れ 野党4党
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 野党4党国対委員長は2日、中川昭一自民党政調会長や麻生太郎外務大臣が核兵器の保有を議論すべきとの発言を繰り返していることについて、過去11回も行われた核実験等に抗議する決議を無視するものだとして、河野洋平衆議院議長に対し、申しれを行った。

 申し入れは「1、議長は安倍内閣に対して、国会の意思を明確に示し、国会を軽視する姿勢を改めるよう、強く申し入れること、2、国権の最高機関の長として、改めて、全世界に向けて、核廃絶に向けたわが国の強い決意を表明すること」の2点。

 申し入れには、燒リ義明国対委員長のほか、平野博文国対委員長代理も同席した。

 また、申し入れの後、野党4党国対委員長がそろって記者会見を国会内で行った。会見で、燒リ国対委員長は、「中川政調会長、麻生外相の発言は、国会決議に背くもので、国会への冒涜であり、軽視である」と強く非難、また、「我が国の核保有を懸念する声さえ聞かれるようになっている。立法府として強い意志を示すべきと申し入れた。河野議長は申し入れに賛意を示した」と報告した。

 さらに、各委員会等で今後も安倍内閣の姿勢を野党そろって追及していくことを明らかにした。
 

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