羽田孜最高顧問は2日、10月30日から11月3日まで、政府の招待で来日しているタンザニア連合共和国のジャカヤ・ムリショ・キクウェテ大統領と都内で会談を行った。
羽田最高顧問は、日本とタンザニアの友好議連の会長として、キクウェテ大統領が外相当時に面会した時を振り返りつつ、タンザニアへの訪問を実現する意欲を示した。また、ルワンダ及びブルンジにおける政情が極めて不安定化した際、同地域の状況を注視していたこと、一般市民の犠牲者のために義足を作って配給した日本人がいたこと、タンザニアの道路補修を日本が支援したことなどを紹介し、日本とタンザニアの友好のために取り組んでいきたいと述べた。
キクウェテ大統領は、外相当時に表敬した羽田最高顧問との再会が実現したことへの喜びを表するとともに、両国関係が重要であり今後一層関係を深めていくことを望んでいると述べた。
会談には、藤田幸久前衆議院議員が同席した。
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