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2006/11/07
シベリア・モンゴル等抑留者未払い賃金問題解決を 参院へ法案再提出
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 民主党・新緑風会の谷博之、円より子、那谷屋正義各参議院議員は7日夕、参院事務総長室へ、シベリア抑留者のための補償法案(民主党・共産党・社民党の3党共同提案)を提出。続いて国会内で開かれたシベリア抑留問題に関する記者会見に出席し、法案提出を報告した。

 「戦後強制抑留者に対する特別給付金の支給に関する法律案」は、シベリアやモンゴルなどへ抑留され、強制労働を強いられた方の労苦を慰労するため、帰国時期に応じた特別給付金を交付する内容。「独立行政法人平和祈念事業特別基金等に関する法律を廃止する法律案」は、平和祈念事業特別基金を解散させ、その400億円の資本金を、財源として必要な予算額390億円に充当させる趣旨で、同時提出された。

 法案の参院提出は今回で3回目。衆院では、昨年の通常国会からの継続審議となり総務委員会に付託されている。

 記者会見で谷議員は、切実な思いをこめての再提出であるとし、今国会または次期通常国会で成立を目指す考えを示した。円議員は与党案との違いに言及した上、若い人たちへ伝えてゆく重要性を指摘。那谷屋議員からも、思いを実現するために全力で頑張るとの決意表明が述べられた。

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