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2006/11/08
麻生発言は国会決議を冒涜 高木国対委員長、国対・筆頭合同会議で
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 民主党の国会対策委員会役員会・筆頭理事合同会議が8日昼、国会内で開かれた。

 会議の冒頭、挨拶に立った高木義明国対委員長は、現下の国会情勢について、「いよいよ、中盤で重要な段階に入ってきた」とし、各筆頭理事に、「それぞれの現場で奮闘されていることに改めて敬意を表したい」などと述べた。そして、教育基本法に関する特別委員会や安全保障委員会などでの議論の経過について報告するとともに、この日の午後に行われる今国会2回目となる党首討論について、「非常に期待している」とし、各議員の応援を要請した。

 同時に高木国対委員長は、立法府として核廃絶に関する11回の決議を行っていることを指摘し、麻生外相らの発言は、これらの決議を「行政府として全く軽視し、冒涜している」として、厳しい批判を加えた。そして、麻生外相の罷免要求については、野党国対委員長会談でも整理し、合意したことを明らかにし、明日以降、総理大臣に対して、外務大臣を罷免すべきとの要求を行っていくとともに、予算委員会の開催を求めていく姿勢を改めて明確にした。

 高木国対委員長は更に、今後、各委員会間で「複合的な案件が出てくる」ことも予想されるとして、出席した議員の協力を改めて求めた。この後、荒井聰衆院議院運営委員会筆頭理事をはじめとする各委員会の筆頭理事らからそれぞれ報告があり、今後の対応について協議が行われた。

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