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2006/11/15
鳩山幹事長、与党の教育基本法案単独採決に対して厳しく批判
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 15日夕、民主党の鳩山由紀夫幹事長は国会内で記者団に対し、与党が教育基本法案を単独採決したことを受けて以下のように語った。

 鳩山幹事長は、「本来、国民的論議の中でどんな基本法を作るべきか、ということが論じられなければならない」との認識を示したうえで、政府の手法は、60年に一度の改正であるにもかかわらず、いい加減な内容であり、単に法案を成立したいために進めるというやり方だとして、「断固反対をしていく」と厳しく批判した。

 また、今後の本会議の対応について、野党4党で協力体制をとり、河野洋平衆議院議長に、(1)強硬な対応をしないように要請すること(2)本会議を正常な形で開くこと――の2点を求めていくとした。

 あわせて、鳩山幹事長は「麻生外相の核武装発言を安倍総理が事実上認めているというとんでもない状況が一方で起きている」と指摘。こうした姿勢については、過去の核廃絶に向けた国会決議への冒とくだとの見方を示し、議会軽視の政府の横暴に対し、今後の委員会運営については野党4党で一致して厳しい対応で臨む考えを示した。

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