16日午前、国対役員会が開かれ、役員会終了後に高木義明国対委員長が会見を開いた。
高木委員長は、昨日与党が教育基本法案を単独採決したことに対して、改めて野党4党が結束して強く抗議を行なうとした。
また、「今、教育の現場で起こっていることを解決しないままの、大事な基本法の審議は不十分である」と述べ、政府主催のタウンミーティングについても高木委員長は「まさにやらせ世論操作の実態が明らかになった。これは八百長で、その上に築かれた欠陥法案である」と強く批判。
さらに高木委員長は、審議を重ねて問題の解決を図るべきだという野党の主張に耳を傾けなかった与党に対し、同法案を委員会に差し戻すことを要求する与野党国対委員長会談を行い、猛省を促す方針を示した。
あわせて「我々は抗議集会や街頭演説などの活動などで幅広く国民の皆さんに今の問題点を訴えていく」と力強く述べた。
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