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2006/11/21
地域に根を張った基盤づくりが課題 会見で小沢代表
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 小沢一郎代表は21日、党本部で定例記者会見を行い、沖縄県知事選挙での惜敗について、「党の基盤がないところの選挙ではどうしても競り負けることになる」と指摘。民主党の今後の課題として、地域に根を張った基盤を地道につくり上げていく方針を示した。

 また、郵政民営化に反対して自民党を離党した「造反組」の復党問題については、「自民党はとにかく何でもありの政党だ」と述べ、来年の参院選で与党過半数割れを防ぐためのなりふり構わぬ行動だとの見解を表明、そのうえで、国民自身が参院選挙などでこれをどう見るかの見識を示してほしいとの考えを示した。

 さらに、防衛庁の省昇格法案への対応について、「国防の任に当たる役所が刑事事件を起こしているようではその資格がない」と語り、法案審議以前に談合事件等の事実解明が先との認識を改めて示した。核武装の論議はまさに日本の国の命運を左右する大きな問題であり、非核三原則保持を言いながら、核保有議論は妥当と閣僚が発言するのはおかしいと、政府の対応を批判した。

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