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2006/11/22
国民の側に立った政治へ、まず政権交代を 茨城で小沢代表
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 小沢一郎代表は22日、茨城県水戸市で行われた茨城県連主催の「茨城から日本変える 県議選勝利決起集会」で挨拶し、県議選に立候補した11人の候補者への支援を求めるとともに、「政権交代こそが、惰性の官僚政治を打破する」と訴えた。
 
 小泉政治の継承を謳う安倍政権を前に、小泉政治の5年間を振り返った小沢代表は、耳にたこができるくらい連呼された改革の実態は「単に痛みを伴ったにすぎない、痛みだけの政治だった」と分析。あわせて、小泉前首相はじめ自民党議員が「改革」を口にしながら、結果として痛みだけが残る政治しかできない原因として、スローガンは言うが中身を伴わない自民党政権では官僚機構に丸投げするしかなく、官僚機構は結果として現状を維持し、現状維持することで既得権を守る構造にあることを指摘した。

 「それが自民党政治の実態」だと語った小沢代表は、自民党幹事長まで経験するなかで国民のための政治の実現は自民党ではできないことを痛感し、自民党を離党して改革を目指してきたことを改めて表明。政官業の癒着構造が恒常化し、お互いの利害を守り合ってい自民党政治では国民のための政治は実現できないことを明らかにした。

 同時に、ごくわずかな期間を除いて半世紀にわたって一党が政権を独占してきた日本の構造は、先進国中でも特異である点を指摘。政権を変えるからこそ、しがらみや既得権の一掃につながり、国民の側に立った政治が実行できるとした。さらに、世界規模で大変換を起こしているときには官僚任せの政治では対応できないとも小沢代表は指摘し、「その意味において、新しい政権を国民の皆さんにつくってもらうしかない」と語り、国民の一票が大きく物をいう政権交代可能な政治の実現にむけ、まず民主党政権づくりに力を貸してほしいと訴えた。

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