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2006/11/24
【参院本会議】羽田議員、17年度決算に関し政府の姿勢を追及
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 24日午前、参議院本会議が開かれ、羽田雄一郎参議院議員が民主党・新緑風会を代表して平成17年度決算及び決算検査報告に関して質問を行った。

 羽田議員はまず、教育基本法改正に関し、「今現実に起きている様々な問題に対して、実効的のある対処ができなければ、教育の基本法として問題ありと言わざるを得ない」と指摘。安倍首相に対してしっかりした議論をするよう求めた。このほか、いじめ問題への対処や、政府主催のタウンミーティングでのやらせ質問などについても、政府の姿勢を厳しく問い質した。

 平成17年度決算についても羽田議員は、国債の利払いに充てる国債費の急増に強い懸念を示し、財政悪化への対処法について政府の見解を質した。また、5兆円にものぼる決算額と予算の乖離の問題や、肥大化する一方の特別会計問題についても、鋭い質問を展開した。

 羽田議員は更に、決算検査報告で指摘された様々なムダづかいについても言及した。特に、地方労働局における不正経理問題については、その悪質さもさることながら、実効性のない通達や不十分な処分で済ませようとしている厚生労働省の姿勢に厳しい批判を加えた。

 社会保険庁改革については、看板のかけかえに過ぎない「ねんきん事業機構法案」の廃案をようやく決断した政府・与党に対して、社会保険庁の解体を羽田議員は強く主張。そして、決算重視の参議院の取り組みについて、政府の協力を求め、決算審査の充実と予算の反映について安倍首相の姿勢を質して質問を締めくくった。

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