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2006/11/28
現場主義を実践 鳩山幹事長らが障がい者の作業所を訪問
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 28日午後、鳩山由紀夫幹事長をはじめとする民主党障がい者政策推進議員連盟(会長:谷博之参議院議員)の国会議員らが、葛飾区内にある知的障害者通所授産施設「かがやけ第2共同作業所」を訪問。スタッフや働く仲間の皆さんと意見交換を行った。

 関係者からは、今春の障害者自立支援法施行で国庫補助が2割ほど減り、無料だった食費と施設利用料の自己負担が合計で1万6千円を超えたことで、各自がマイナスの持ち出しとなっていることなど、厳しい現状について指摘があった。また、働く皆さんからは、「こんな法律ならない方がいい」「工賃を上げてほしい」などの声が次々にあがった。

 視察を終えた鳩山幹事長は「(自己負担額が給与を上回る事態は)障がい者の労働に価値を認めていないということ。作業所の皆さんの切実な訴えをしっかり受け止め、民主党の政策に反映させる。近い将来笑顔で再会できるようがんばりたい」と言明。谷参院議員も、「以前はわずかながら給与がもらえたのに、『自立支援』法によって働けば働くほどお金を払わねばならなくなった事態がよくわかった。格差拡大の現実がここにある。働いても報われない社会を作った政府与党の罪は重い」などと感想を述べた。

 同議連では、今後も各地の施設や自立支援グループなどを訪問し、障害者自立支援法が引き起こしている自立阻害の実態把握に努める予定。

関連URL
  民主党の障害者自立支援法案改正案と6つの緊急提言(PDF)
 http://www.dpj.or.jp/news/files/20061004kinkyu6(2).pdf
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