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2006/11/30
【参院教育特】タウンミーティング問題など集中審議 3議員が追及
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 30日、参議院教育特別委員会の集中審議で鈴木寛、藤本祐司、福山哲郎各議員が質問に立った。タウンミーティング(TM)問題、いじめ問題、未履修問題、教育委員会制度について、安倍首相や塩崎官房長官、関係閣僚の見解を質した。

 鈴木議員は、教育委員会制度について質問。「民主党は、日本国教育基本法案に関連する教育行政、教育財政に関する根幹法を提出している」として、政府与党にも制度の青写真の提示を求めた。

 藤本議員は、静岡県で開かれたTMについて資料を提示し、開催経費の説明を求めた。駅から徒歩5分の会場まで15台のハイヤー費用が計上された理由について内閣府は、県内でハイヤーを確保できず東京の会社から調達したなどと答弁。藤本議員は「無駄やごまかしが多すぎる。子どもたちに説明がつくのか」として、正しい情報の提供を求めた。

 福山議員は、いじめ問題への緊急提言などに関して、安倍首相や伊吹文部科学大臣に見解を確認し、TM問題については、島根県の例などを紹介。発言を希望して内閣府を直接訪ねた人に、公平を期すため特別扱いはできないと対応した一方、資料には「振り付けは行っていない」などとの言及があると指摘。やらせ質問の依頼に関わる対応を厳しく批判し、入札予定価格の公表を含めた、ムダづかいの見直し策実施を求めた。

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