トップ > ニュース
ニュース
ニュース
2006/12/01
【参院教育特】宗教教育の意義改めて確認 参考人質疑で鈴木議員
記事を印刷する





 鈴木寛参議院議員が、参議院教育基本法に関する特別委員会の参考人からの意見聴取で質問に立ち、民主党の「日本国教育基本法案」に盛り込まれている宗教教育、命の大切さを教えることの意義を改めて確認した。

 鈴木議員は、党推薦の参考人である杉谷義純・全日本仏教会宗教教育推進特別委員会委員長に、「他者の命も自己の命も大切であることを教えるために、改めて宗教教育の意義を」と意見開陳を求めた。

 杉谷参考人は「個を大切にすれば、自己決定権で、自己の生命も自己決定できるということになるのは危険」とまず、指摘。そのうえで、「精神がどこから来たのかを考えないと。『いただきます』と手を合わせるのは特定の宗教だとして、やめましょうと言う親がいて、これに反論せずに横に置いてしまうと、宗教が現場から閉め出されてしまう。仏教とは何かが答えられないといけない」として、もう少し公教育において、特定の宗教を押し付けるのではなく、キリスト教、仏教、イスラム教それぞれを教え、また、それぞれの宗教が命を大切にしていることを教えるべきだとした。
 

記事を印刷する
▲このページのトップへ
Copyright(C)2024 The Democratic Party of Japan. All Rights reserved.