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2006/06/15
党本部ホールにて連合が国会議員要請行動を展開
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15日午後、連合が全国から東京に集まり、各地域ブロックに分かれて国会議員要請行動を展開したが、北海道・東北ブロックの一団は民主党本部のホールで民主党を中心とする国会議員団に対して要請を行った。

 冒頭に連合東北ブロックを代表して連合山形の安達会長が挨拶し、「競争万能主義によって社会の格差が拡がり、今日より明日という確信が持てる社会は小泉政権によって崩れてしまった。築城三年、落城三日の感がある」と現状を批判し、その中で「政治を変えなければならないという熱いうねりが起こっている」として、民主党を中心とする政治の実現のために頑張りたいと述べた。

 続いて、連合北海道ブロックを代表して渡辺連合北海道会長が挨拶し、「連合は労働を中心とした福祉社会をつくるフロントランナーとならなければならない」と目標を述べ、さらも来年の07政治決戦では「統一地方選は政権交代のメインエンジンであり、この勝利なしには参院選も戦えない」と語った。

 さらに、桜田連合副会長が連合の「2007連合重点政策」の要点は、安心・公正な社会の実現およびそれに向けての経済・財政運勢であるとし、「労働運動も頑張るので、政治も頑張って欲しい」と述べて、連合の政策実現への国会議員の協力を要請した。

 ここで、岡崎トミ子参院議員が参加している国会議員を紹介した後、民主党からは東北ブロックを代表して達増拓也衆院議員が挨拶し、「小泉内閣は先輩たちの遺産をガタガタにしてしまい、赤字国債減らしと不良債権減らし一辺倒で、意図的に格差社会をつくった」と指摘した。

 続いて、民主党の北海道ブロックを代表して峰崎直樹参院議員が挨拶し、「格差が拡大し固定化するにもかかわらず、最近の税制改正では所得再分配機能がどんどん失われている」と批判した。両議員は連合からの参加者に対して、ともに協力して戦うことを呼びかけた。

 最後に山口連合副事務局長の音頭で「頑張ろう」と気勢をあげて要請行動は終了し、参加者は他ブロックの参加者と合流して東京国際フォーラムで開かれる「『反転攻勢』連合6.15東京大結集」に向かった。

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