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民主党・無所属クラブは１５日昼、国会内で代議士会を開催し、安倍内閣不信任決議案等の提出について報告が行われた。
代議士会ではまず、高木義明国会対策委員長が挨拶。安倍内閣不信任案と麻生外相不信任案を提出した経緯を説明した。高木国対委員長は、「内閣不信任案は、きわめて重要で重い案件だ」としつつ、安倍内閣２ヶ月半の間に様々な問題が起こったことを指摘。教育基本法政府案の衆参両院での強行採決など、「数を背景にした暴挙を、私たちは黙って見過ごすわけにはいかない」と厳しく批判した。
政府主催のタウンミーティングにおける、いわゆるやらせ質問問題についても高木国対委員長は言及。国民を愚弄し、世論誘導の目的をもったもので、膨大な税金のムダづかいが行われているとし、この問題を掘り下げ、安倍内閣の責任を追及しなければならないと語った。そして、自民・公明両党による数の横暴に対して、野党共闘の重要性も強調。安倍内閣を信任できないとの認識で一致し、提出に至ったとした。同時に高木国対委員長は、核保有発言を繰り返し、罷免を要求してきた麻生外相に対する不信任決議案も提出したことも報告した。
続いて、鳩山由紀夫幹事長も挨拶を行い、教育基本法政府案の強行採決を改めて批判。昨日行われた野党四党の幹事長・書記局長会談で、こうした状況に対して衆議院としても最善の努力をし、政府案廃案へ全力を挙げていくことで一致したとした。そして、政府の不誠実な対応に対して、不信任案を提出するに至った理由を改めて語り、出席議員の理解を求めた。鳩山幹事長は更に、来年の参議院選挙で自公両党に大きなくさびを打ち込むとの決意も語り、大きな拍手を浴びた。
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