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2006/12/22
鳩山幹事長、夕張市への党調査団派遣を発表「解決へ糸口探る」
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 鳩山由紀夫幹事長は22日午後、党本部の定例記者会見で、夕張市への調査団派遣、政府の教育再生会議、来年度予算などについて述べた。

 冒頭、鳩山幹事長は、北海道夕張市に25日、財政破たん問題について党調査団を派遣すると報告。市町村の財政がいわば自転車操業状態となり、雪だるま式に借金が膨れ上がる状況がしばしば見られると指摘した上、「何が夕張をここまで追い込んでしまったか、問題点を厳しい視線で眺めていきたい。調査を行って解決の糸口を探りたい」と視察への意欲を語った。

 21日の政府の教育再生会議総会で、第1次中間報告の素案の了承が見送られたことについては、そもそも会議の設置経緯に問題があるとした上、素案については、有識者の意見が反映されず、無味乾燥だと批判。教育現場の声を本気で聞くべきだと述べ、安倍首相のリーダーシップの欠如を示す、ひとつの典型例と評した。

 来年度予算案については「安倍内閣は格差拡大を是認する内閣であるだけに、結果として、国民生活を切り捨てる予算の様相を帯びている」とコメント。国民健康保険料、生活保護費の母子加算、ホワイトカラー・エグゼンプションなどを挙げて、来年は、政府与党の弱者切捨て政策の是非を問い、「政治は生活だ。皆さん方の生活を、暮らしを守る予算や政府にしていこう」という小沢民主党の姿が正しいと認められるように、全力を尽くす考えを示した。

 このほか、本間政府税調会長の辞任、銀行からの政治献金、各級選挙での野党共闘や候補者擁立などについて、記者の質問に答えた。

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