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2006/12/27
佐田行革相虚偽報告問題「考えられないこと」小沢代表が会見で
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 小沢一郎代表は27日午後、岡山市内で記者会見を行い、佐田行革担当相の政治資金虚偽報告問題や来夏の参議院議員選挙への取り組みについて、記者団の質問に答える形で所感を述べた。

 小沢代表は、佐田行革担当相の問題に関し、「事実関係は報道を通じてしか分からないが、もしその通りだとすれば、政治に携わってきた人間として、ちょっと考えられないことではないか」と厳しく指摘。「自分の職責の重さを考え、自らきちんと判断すべきことだ」との認識を示した。また、安倍首相の任命責任についての質問に対しては、総理大臣という高い地位にあり大きな権限を持つ人間として、「それなりにご自身でお考えになることだ」などとした。

 来夏の参院選についての取り組みについても改めて認識を問われた小沢代表は、「今の政治を変える最大のチャンスであり、ある意味で最後のチャンスであるとさえ、私は認識している」と述べるとともに、「国民の皆さんの理解を得られるよう全力で努力してきたし、今後もそうしたいと思っている」との決意を改めて披露。取り組みの現状についても、「皆さんのお力添えをいただいて、それなりのところまで来ているのではないか」などと語った。

 小沢代表は更に、来年も「石川県或いは沖縄県で最終的に候補者を決めなくてはならない」などとしつつ、候補者擁立作業とともに、「自分としては、1人区を中心として、今度は具体的に候補者と連携をとりながら、自分で役に立つことはどんどん体力の及ぶ限りやっていきたい」との意向も示した。

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