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2007/01/16
【次の内閣】通常国会の論戦ポイントについて協議


 民主党『次の内閣』は16日午後、党本部で閣議を開催。通常国会の論戦ポイントを協議したほか、格差是正プロジェクトチームの設置などを決定した。

 開会の挨拶で、菅直人ネクスト副総理大臣(代表代行)は、7月の参議院選挙に向けては、1月25日から始まる通常国会でのたたかいが、最も大きな影響を持つと指摘。民主党が作る「格差是正」という土俵に与党を乗せて対決できるかどうかは、『次の内閣』の努力にかかっているとして、各担当の奮闘を求めた。

 鳩山由紀夫ネクスト国務大臣(幹事長)は、今国会では労働関係の法案が目白押しであるとの見通しを示した上、民主党の政策について「今年は政治決戦の年。わかりやすさを最重要に、国民の皆さん方に、『やはり民主党だ』と思っていただける一年にしてほしい。その先に国民の期待する民主党の姿、政治の姿が、必ず出てくる」などと語った。

 松本剛明ネクスト官房長官(政策調査会長)も、本年は政策がカギになる重要な年であると挨拶。中川正春国会対策委員会筆頭副委員長は、通常国会の日程などについて説明した。

 閣議は、通常国会の論戦ポイントについて協議。各ネクスト担当らが、党として今国会での対応をとりまとめるべき部分や、与党を追及する課題などについて挙げた後、活発な意見交換が行われた。閣議で出された意見を踏まえ、論戦ポイントについて、さらに取りまとめを進めることになった。このほか、格差是正プロジェクトチームを設置し、役員の選任は松本ネクスト官房長官に一任した。
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