小沢一郎代表・菅直人代表代行・鳩山由紀夫幹事長は18日午前、揃って愛知県名古屋市を訪れ演説。民主党の考えを力強く訴えるとともに、愛知県から日本を変えようと詰めかけた聴衆に呼びかけた。
まず演説に立った鳩山幹事長は、小沢代表と菅代表代行らも一緒に駆けつけていることに触れ、「民主党の思いの強さをご理解いただきたい」とし、「もっとクリーンで、情報公開がなされる愛知県をつくろうではないか」と呼びかけた。そして、「愛知県から日本を大きく動かす」ことが必要だとし、「皆さんの故郷を変え、日本を皆さんの手に取り戻そう」などと訴えた。
菅代表代行は、「2007年政治決戦の幕開けだ」とし、「今の行き詰まった政治状況を打開する」ことの必要性を力説。経済の状況が良いとされる愛知県でも少子化は進んでおり、「子どもを安心して産んで育てる環境はまだまだ不十分だ」と指摘した。そして、「大きな権力であればあるほど、周りに権力に群がる構造ができる」として、政権交代の必要性を改めて訴えた。
最後に小沢一郎代表がマイクを握り、「愛知県は日本列島の真ん中、へその部分だ」とし、「政治・経済・文化のあらゆる面で日本をリードしている」存在だと指摘した。そして、「政治は皆さんのもの」であり、政治を変えるには、「市民の皆さんが良いリーダーを選ぶ以外にない」などとし、民主党の日々の活動に理解を求めた。
この後、小沢代表は自ら音頭をとり、詰めかけた多くの聴衆の皆さんとともにガンバローを三唱した。またこの街頭演説会場には、岡田克也副代表をはじめとする、多くの民主党所属国会議員らも駆けつけた。
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