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2007/01/21
福祉、子育て重視のやさしい政治の実現を 幹事長ら北九州で訴え
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 菅直人代表代行、鳩山由紀夫幹事長、岡田克也、川端達夫両副代表らは21日、任期満了に伴う市長選が告示された北九州市を訪れ、民主党がめざす「市民のための政治」をまず北九州から実現させようと訴え、支持を求めた。

 集会でマイクを握った鳩山幹事長は「クリーンな政治を取り戻すために皆さんの力を貸してほしい」と集まった聴衆にまず訴えるとともに、「政治は長くなると必ず腐敗する」と長期政権の弊害を指摘。政権交代可能な政治を実現する必要性を浮き彫りにした。

 また、道路建設などハードが地方生活に恩恵をもたらすこともあったが、「時代はハードからソフト、ハートの時代へと移った」と語り、医療、介護政策を充実させ、障害者や年金生活者への配慮が行き届いた人にやさしい政治の実現こそが待たれているとした。

 「ハートにあふれた政治を実現しようとする北九州からの流れを国も学ばなければならない」とも述べ、「まずは北九州から、2007年政治決戦の幕開けにしたい」と訴えた。

 続いてマイクを握った岡田副代表もハード整備優先の政治は時代の流れから逆行するものであると指摘。「もっともっと市民のために福祉や子育てに力を入れていかなければならない」と語り、その政治の実現を民主党にまかせてほしいと聴衆に支持を求めた。

 謙虚に市民の声を聞き、市民を裏切らない誠実さと大きな決断を下す実行力で政治を変えていくことができるのは民主党であることも主張し、市民のみなさんの協力を要請。「(市民のための政治を)実現しようではないか」と力をこめて訴えると、「そうだ」「そうだ」の声と大きな拍手が聴衆の間から沸き起こった。

 なお、この日は末松義規『次の内閣』ネクスト環境大臣、福岡県1区選出で代議士会長代理の松本龍衆議院議員、福岡選挙区選出の岩本司、大久保勉両参議院議員、北九州比例の楠田大蔵衆議院議員らが北九州入りした。


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