国会内で24日午後、今年最初の野党国対委員長会談が開かれ、明日から始まる通常国会を前に各党が意見交換を行った。
会議終了後の会見で高木義明国対委員長は、格差是正問題について「相次ぐ国民負担増・拡がる格差に国民の不安は高まる一方。やる気のでる社会の実現、世直しすることが務めである」と述べ、この国会の最重要課題は格差社会の解消であることを強調した。さらに政治とカネの問題については「国民の政治不信を払拭するべく毅然と追及していく」と話し、自公政権ではできない政官癒着の構造にもメスを入れる決意を語った。
高木委員長はまた、野党共闘の在り方についても言及。各党が独自性を存分に発揮しながらも、これまで通り「お互いの違いを認めながら協力できるところは協力するメリハリのある野党共闘」との方針を確認したことを報告。「与党の数の横暴に屈することなく十分な審議で多くの国民の声を代弁していく」との意向を示した。
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