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2007/01/27
幹事長+若手議員結集 愛知発で日本を変えようと訴える
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 民主党は27日、愛知県名古屋市内で若手議員を中心とした街頭演説会を行い、「若い世代がもっと政治に関心を持とう」「もっと積極的に社会に関わろう」と力説。鳩山由紀夫幹事長も駆けつけ、日本を変えていく強いメッセージを愛知発で発信していこうと訴えた。

 マイクを握った鳩山幹事長はまず、「幹事長として国民の皆さんにお詫び申し上げなければならない」として、前日の26日に辞任表明した角田参議院副議長の問題に言及。「まだまだ見えないぞとご指摘を受けることに関してひとつでもクリアにし、国民の皆さんに理解していただけるよう、民主党として力を尽くしていく」と表明した。

 同時に、政治とカネの問題は、そもそも自民党はじめ閣僚を取り巻く不祥事から端を発したものであったとの認識を改めて示し、「その追及の手を緩めるわけにはいかない」と訴えた。「まずは自らをクリーンにすることから始め、日本の政治をもっともっと、国民の皆さんに信じていただけるように変えていかなければならない」と語った。

 愛知県は中部国際空港の開港、愛知万博の成功などに引っ張られて、他県と比較しても景気は好調傾向にある点にふれ、そうした状況であるからこそ、その後に何をなすべきか、政治主導でその後の展開を行っていく必要があると指摘。教育改革などを中心に進め、愛知から全国へと広げて行ってほしいと要請した。

 前代表の前原誠司衆議院議員も、「好調と言われる今こそ、先を見越したリーダーの存在が重要になってくる」と述べ、バブルに踊った日本の二の舞を踏まないためにも、景気好調の愛知だからこそ、次の展開を見越せるリーダーの登場が待たれるとした。

 公共事業落札率が93%と全国でも上位にランクしていることも取り上げ、まだまだコスト削減、公共事業費の無駄を省ける余地があることを明らかにし、「愛知はリーダーが変われば、もっともっと良くなる潜在能力をもっている」と訴えた。

 演説会は地元愛知選出の古川元久衆議院議員の司会進行で行われ、近藤昭一、河村たかし、馬淵澄夫、北神圭朗各衆議院議員、鈴木寛参議院議員も参加した。

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