党大会前日の15日、兵庫県内各地で県連や各小選挙区支部が企画したプレ・イベントに党幹部やネクスト・キャビネットの担当大臣などが参加。シンポジウムや候補者の激励集会などで、さまざまな人たちと交流しながら民主党の姿をアピールした。
鳩山由紀夫代表は震災の被害が激しかった長田区などを訪問。住宅街の一角の小さな公園で行われていた慰霊の集いに参加して祈りをささげたり、商店街では1軒1軒に飛び込んで「がんばってください」と声をかけるなど、震災から丸5年を迎える神戸のいまを肌で感じた。
はじめに鳩山代表が訪れたのは、海沿いの新都心にそびえ立つ国際健康開発センタービル。最上階で神戸市街を見渡しながら、井戸兵庫県副知事から総括的な復興事業計画を聞いた。そのほかに、神戸特産のケミカルシューズを生産する工場や機械金属関連工場が入居する「神戸市復興支援工場」、商店街と集合住宅が一体化したコミュニティづくりをすすめる「新長田駅南再開発事業」、道路幅の拡張とそれに伴う住宅の集合化と防災緑地帯の拡充などをすすめつつある「鷹取地区土地区画整理事業」を視察。神戸市の鵜崎産業振興局長、松下都市計画局長などから事業の概要や進ちょく状況などを聞いた。
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