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国会内で２９日昼、衆議院本会議を前に代議士会が開かれ、首相の施政方針演説に対する代表質問に立つ松本剛明政策調査会会長はじめ高木義明国会対策委員長らが挨拶した。
松野頼久議院運営委員会筆頭理事から議事次第について報告を受けた後、高木国対委員長が挨拶。はじめに、各議員に対して１週間後に迫る愛知県知事・北九州市長選挙において、国会論戦同様、士気を上げてほしいとして協力・選挙応援を要請した。
政治とカネの問題については、角田義一参議院副議長の辞任を受け、党としてのけじめをつけた上で「国民の政治信頼の回復に努めていきたい」と改めて決意を語った。また安倍首相の施政方針演説については、概して（１）他人事（２）（中身がなく）メニューばかり（３）先送りである、と指摘。「厄介なものは本音語らず責任とらずだ」と批判した。さらに久間防衛相、柳沢厚労相の各発言にも言及し、「深刻な問題を抱えている国政の舵を取る資格があるのか」と怒りを露わにした。
続いて、松本政策調査会長が挨拶。久間防衛相、柳沢厚労相と相次いだ問題発言や、首相の任命責任を質すとともに、国内事情を無視し米国路線を推進する安倍内閣の政治姿勢をしっかりと追及していく方針を表明、「応援をよろしく」と呼びかけた。
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