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2007/01/29
首相は占領軍の教育政策を変える発想がない 会見で代表
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 29日午後の衆議院本会議終了後、小沢一郎代表は党本部で会見し、記者団からの質問に答えた。

 冒頭、小沢代表は、安倍首相の施政方針演説に対する代表質問について、首相の答弁への全般的な感想を求められた。小沢代表は「教育再生」を例に挙げ、戦後体制からの脱却を掲げながら、安倍首相からは、占領軍の教育政策の仕組みを変える発想が出てこないと指摘。政治哲学と教育問題改革への施策がつながっていないとした。

 代表質問の中で、事務所費の詳細を公表することに触れた意図については、「国民の皆さんからすれば、見えないということは判断のしようがない。隠している、何かあるのでは、ということになる」と述べ、公表が一番分かりやすいとの考えを改めて示した。

 柳澤厚生労働大臣の発言問題については「どのように釈明しても、脈絡があるだろうが、それで済む話ではない。中身が中身だ。国務大臣として、どうか」などと発言。国務大臣の要職にある者、政治家の立場にある者は、自ら判断すべきであるとして、辞職を促した。

 このほか、統一地方選や首長選へ向けた野党共闘、世論調査の捉え方などについて答えた。

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