民主党、共産党、社民党、国民新党の国会対策委員長会談が、31日午前院内で開かれ、4党がそろって柳澤大臣の辞任を求めていくことを改めて確認した。また、必要に応じて野党国対委員長会談を開くことも確認した。
会談後、記者会見した燒リ義明国対委員長は、昨日の3党(民主、社民、国民)の党首会談、3党首による官邸への罷免要求、経過を説明し、補正予算の趣旨説明までに辞任の判断がない場合は、委員会審議に応じられないとの方針を示したこと、これに対しては、共産党からは賛意を得られなかったことと明らかにした。
その上で、「趣旨説明までには、本人、安倍総理が決断し、辞任となることを期待している」として、3党(民主、社民、国民)が予算審議に応じるかどうかは、あくまで、首相、本人の決断によるとした。
さらに、予算審議に応じないことになった場合は、当然のこととして、他の委員会、参議院での審議にも応じないとの方針を示した。
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