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2007/01/31
「柳澤厚生労働大臣の罷免要求」街宣を開催
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 民主党は31日、東京有楽町マリオン前で菅直人代表代行、松本剛明政策調査会長を中心に、怒りの「柳澤厚生労働大臣の罷免要求」街頭演説会を開催。柳澤厚労相の罷免要求、さらに安倍首相の任命責任にも言及し、閣僚の問題発言が相次ぐ安倍政権をストップさせる必要性を訴え、民主党へのよりいっそうの支援、支持を呼びかけた。

 冒頭、菅代表代行は、「(厚労相の発言は)少子化担当大臣として考えそのものが不適切であるだけでなく、女性の反発を招くのは当然だ」として、人間としての本質の問題だと指摘。同時に少子化問題に関して、「社会のひずみに対して、安心して子どもを産むことができないという、女性が意志が結果として表れているのではないか」と問題提起した。

 また、菅代表代行は、格差問題についても触れ、少子化の背景には所得格差・教育格差など、子どもを安心して産み育てられない状況があることを改めて指摘。「その背景を考慮することなく子どもを産めというのは根本的に間違っている」「暴言では片づけられない。この発言に象徴される間違った安倍政権にストップをかけ、政権交代の実現を」と訴えた。

 続いて、松本政調会長がマイクを握り、柳澤厚労相の発言に見られるように、安倍政権から出てくる政策は「人を人とも思わない政策がいっぱいだ」と痛烈に批判。また、国民生活に関わる多くの問題を担う厚労相という立場を考慮すると、不見識きわまる発言を見逃せないとの認識が一層深まるとの認識を示したうえで、「あらゆる手段を講じてでも辞任に追い込んでいく」との決意を力強く表明。「誰のために、誰に向かって政治をやっているか、しっかりとこの行方を見てほしいと」と聴衆に要請した。

 演説会は菊田真紀子衆議院議員の司会進行で行われ、馬淵澄夫衆議院議員、蓮舫、鈴木寛、林久美子各参議院議員が参加。次々にマイクを握って、柳澤厚労相罷免要求を訴えるとともに「がんばれば報われる、希望と夢を与えていくことが政治家の使命」、「現実を知り、本当の改革をできるのは民主党だ」などと、政権交代へ向けた熱い思いを語った。

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