高木義明国対委員長は1日午前、国対役員会終了後に会見を行ない、柳澤厚労相の発言問題について「人々の心を大きく傷つけた。人間の尊厳に係る問題である」と厳しい口調で批判。「そのような不適格な者が大臣という職に就いて予算審議を決めるということはありえない」とした。
また今後の対応について、高木委員長は野党3党と共産党にも働きかけて柳澤厚労相の辞任を求めていくことを改めて確認したことを報告。
さらに「任命権者である安部総理が早くこの問題に対して、しっかりとした決断を下すことを望む」とし、それまでは予算審議に応じられない方針であることを示した。
|