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2007/02/01
名古屋で柳澤発言に抗議する大決起集会 小沢代表も抗議の声上げる
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 名古屋市駅前で2月1日、民主党はじめ野党3党による「柳澤発言に抗議する緊急街頭演説会」と題して、名古屋大決起集会が開かれた。

 小沢一郎代表は、蓮舫参議院議員が司会をつとめた集会で国民新党の亀井幹事長、社民党の福島党首に続いて発言し、先の2人が柳澤厚労相を厳しく批判したことを受けて、「柳澤大臣を罷免するのではなく、むしろ守ろうとしている安部内閣の問題も考えてほしい」として、女性蔑視だけでなく、人を人と思わないのは安部内閣の体質であると批判。

 また、非核三原則に反した麻生外相らの核保有議論容認論を首相が看過した例を挙げながら、国民を危険にさらし、平和な生活を脅かしている安部内閣の体質を問題視して、現状からの転換、政権交代の必要性を訴えた。赤松広隆副代表はじめ、鉢呂吉雄選対委員長、奥村展三、古本伸一郎両衆議院議員、大塚耕平参議院議員もかけつけた。

 この大決起集会の前後には、民主党所属の女性議員が一堂に会し、柳澤厚労相を糾弾するリレー演説を行った。

 演説では、「子どもを生みたい、育てたいと思っていても、子どもを安心して育てられる環境になっていない国民の生活から目を背けて子どもを産めというのは言語道断」「自民党にはレイプを推奨する議員がいるなど、これまでも女性を蔑視する発言をするものがいた。女性を蔑視し、人間を人間と思わないのは自民党の体質」「人を人と思わない、人権意識の希薄な大臣の下では、補正予算など重要案件について、審議をしたくてもできない」などと次々に訴え、柳澤厚労相の早期辞任を求め、集まった多くの聴衆からの盛大な拍手を受けた。

 この女性議員リレー演説には、円より子副代表のほか、林久美子『次の内閣』ネクスト子ども・男女共同参画担当、菊田真紀子男女共同参画推進本部事務局長など多くの女性議員が参加した。郡和子、太田和美、田名部匡代各衆議院議員、和田洋子、下田敦子、森ゆう子、神本美恵子各参議院議員も、口々に怒りの抗議の声を上げた。

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