岡崎トミ子、柳澤光美両参議院議員は2日、国会前で「中国『残留孤児』国家賠償訴訟原告団全国連絡会」の代表者から「中国『残留日本人孤児』問題の全面解決を求める請願書」を受け取った。
同原告団・「中国『残留孤児』国家賠償訴訟弁護団全国連絡会」は同日、中国残留日本人孤児が終戦後に中国に置き去りにされ、帰国後の支援も不十分だとして国家賠償を求めた訴訟で、東京地裁が1月30日、原告側の請求を棄却したのを受けて、国会請願行動を実施。民主党は支援・激励要請を受けて、参加した。
挨拶に立った岡崎議員は、菅直人代表代行が1日の記者会見で、中国残留孤児の帰国者に対する新たな支援法案を今国会に提出する考えを示したことを改めて紹介し、拉致被害者支援法と同等の支援策を盛り込み、年金給付の救済措置なども検討する考えを明らかにした。「いっしょにがんばりましょう」と呼びかけ、政府に対し、法整備を働きかけて行く考えを改めて表明した。
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