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2007/02/02
現・厚労相との議論をそのまま認める訳にはいかない 菅代行
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 菅直人代表代行は2日夕、柳澤厚生労働大臣の「女性は子を産む機械」発言に抗議する連合の集会に出席し、抗議の思いを受け止めて頑張ると、決意表明を行った。

 菅代行は、厚労相発言について「女性の、人間の人権そのものを無視した発言。憲法の規定する基本的人権そのものにも反する。そういう考え方を持った人間が、少子化対策、厚生労働行政の責任者であり得るのか」と問題提起した。働く環境の現状や、子どもを産み育てることの尊厳をも、全く無視した発言であると強調した。

 国会情勢については「質疑は大いにしたいが、厚労相の発言をそのままにして出る訳にはいかない」と指摘し、厚生労働行政の責任者としては不適格者に他ならない現・厚労相との議論をそのまま認める訳にはいかないとの認識を示した。そのうえで、抗議の意思を表し、その抗議に応えてもらいたいとの気持ちから、審議に出られない状況にあると説明。徹底した議論をして、本当の意味で実りある格差是正の道筋を付けていきたいと「労働国会」への決意を新たに示した。

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