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2007/02/08
少子化対策のビジョンなき政府の姿勢批判 高木委員長
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 高木義明国会対策委員長は国対役員会終了後の8日午前、国会内で会見を開き、前日の予算委員会集中審議での柳澤厚生労働大臣の答弁を批判し、政府与党に対し、少子化対策の根幹となるビジョンを示すよう迫った。

 高木国対委員長は、「(昨日の審議で柳澤厚労相は、説明することなく)ただ頭を下げるだけで、問題の本質には触れられなかった」と分析した。そのうえで、与党内から出ている言葉狩りだとの批判については、「まったく当てはまらない。枝野議員の自らの経験を元にした質問をはじめ、まさに政策議論をした」と述べた。

 厚労相自身は陳謝を繰り返すばかりであるうえ、言葉狩りだなどとして問題をそらすなど、本質の議論をしないままにただ沈静化を図る政府の手法に高木委員長は改めて反論し、今後も委員会で柳澤発言のみならず、少子化対策についての政策議論を活発に展開していく方針を示した。

 また、予算委員会の日程については与党から2日間でとの求めがあるとしたうえで、「こちらは3日を要求している」と述べ、「国民に国会の審議を見てもらうにも、連続性ということは必要だ」と表明。週をまたいで9日、13日に行うのではなく、週明けの13日からのスタートを粘り強く求めていく考えを示した。

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