トップ > ニュース
ニュース
ニュース
2007/02/15
【参院厚労委】児童虐待を防ぐことが第1歩 足立議員
記事を印刷する





 足立信也議員は参議院厚生労働委員会で15日午後質問に立ち、少子化対策にはまず、今ある命を大切にしなければならないとして、児童虐待の問題を取り上げ、虐待の早期発見のために歯科検査を実施すべき、また、不妊治療の人口受精、体外受精に保険適用するよう求めた。

 まず、足立議員は虐待が何歳の児童に集中しているのかを質した。また、虐待児童の虫歯及び未治療が2倍以上に上ることを東京都の資料で明らかにし、歯科検査を3歳、4歳、5歳で行うよう求めた。武見厚生労働副大臣は、「児童虐待と歯科治療の関係についての議論が医学的見地から熟していない」として、「もう少し議論を見たい」と答えた。

 足立議員は、虐待と歯科治療の関係の全国調査を求めた。その上で、虐待防止法に発見に努めなければならないとの条項があることを示し、虐待の早期発見・対応のために、歯科医師にネットワークへの参加を促すよう求めた。

 最後に不妊治療に触れ、人工授精、体外受精を条件付(期間、年齢など)で保険治療とすべきと主張した。

 また、柳澤大臣の発言に触れ、一番問題なのは「一人頭で頑張ってもらう」との発言だとして、「女性が一人で頑張らなければならない社会にしたのは誰か。そのいう状況を改善する先頭に立つのが大臣ではないか。私たちは辞任を要求しているのであえて大臣には質問しなかった」として質問を終えた。

記事を印刷する
▲このページのトップへ
Copyright(C)2024 The Democratic Party of Japan. All Rights reserved.