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2007/02/17
三重県議選で全員当選果たし参院選につなぐ 会見で小沢代表
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 小沢一郎代表は17日午後、三重県入りし、津市内で行われた三重県総支部連合会躍進パーティを前に会見した。

 「統一地方選挙までわずか。三重県ではすべての選挙区に同志を擁立して統一地方選挙を戦うので、全員当選を目指して頑張ってほしい」とまず表明。その後に続く夏の参議院選挙では三重県連代表の高橋千秋参議院議員が立候補予定であることに改めて言及したうえで、「また県民のみなさんの審判を仰ぐことになるが、今からわずか5カ月しかない。県連代表自ら先頭に立って、地方選挙、参議院選挙を勝利で飾れるよう、期待したい」と語った。

 県連代表の高橋議員は代表の発言を受けて、三重県議会議員選挙では空白区なしで28人の擁立を果たしたとしたうえで、「全員の当選を目指していきたい」と述べるとともに、三重県知事選においては4年前に民主党が擁立した野呂知事の再選に向け、力をつくしていく考えを示した。

 高橋県連代表はまた、同日の県連大会でも確認された通り、三重県連としてローカルマニフェストを作成したことを報告。具体案を盛り込み、三重県独自のものができあがったとして、「これをもって、県議選、市議、市長選、それぞれの統一地方選を戦っていきたい」と語った。

 記者団とのやりとりのなかで、事務所費問題に関して自民党の片山参議院幹事長が小沢代表に対して「法律上問題ないというなら何でもやっていいのか」などと批判したのをどう見るか問われ、代表は「自民党の一方的な批判であろうと思う。何をやってもいいのかと言われるような、無法な、おかしなことをやっているわけでは全くない」と回答した。

 そのうえで、衆議院本会議の自らの代表質問でも言及したとおり、公表の用意があることを改めて表明。同時に「最近は総理自身についても報道があるようだが」としたうえで、野党代表の自分以上に、首相、閣僚、与党幹部は公表が必要だと指摘。「法律上の要請ではないが、国民の不信を取り除くために、みんなで公表すべき」と予算委員会その他の場で与党側に再三にわたって提案していることを説明するとともに、この問題解決に消極的で、公表に対して二の足を踏んでいるのはむしろ与党側であることを明らかにした。

 会見には、三重県1区選出の中井洽、同2区選出の中川正春、同3区選出で党副代表(元代表)の岡田克也、同4区選出の森本哲生各衆議院議員、芝博一参議院議員が同席した。

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