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2007/02/17
参院選は日本の政治にとって大事。良識ある主権の行使を 三重で代表
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 小沢一郎代表は17日、「高橋千秋参議院議員を励ます会」と題して行われた三重県総支部連合会の躍進パーティで挨拶し、「来月から統一地方選挙が始まる」と述べ、三重県議会議員選挙では全選挙区で候補者の擁立を果たしたとして、会場に集まった参加者に、全員当選に向けた支持を訴えた。

 その勝利の上に立って7月の参議院選挙を迎えたいとした小沢代表は、「民主党や自民党がどうこうというのではなく、日本の政治にとって非常に大事な選挙だ」と指摘。「国民の皆さんは主権者として冷静な選択を行ってほしい」として、良識ある主権の行使を求めたいとの考えを示した。

 「日本の政治にとって最後の機会となる」とも小沢代表は重ねて訴え、「自分たちの意思によって、自分たちの将来を、政治を変えるんだ、作るんだという意思表示をいなければ、今後日本に民主主義が根付く機会は失われてしまう」とも指摘した。

 また、かつての日本は豊かで、平等な社会と言われてきたが、小泉政権下で5年を経過するなかで、急速に格差が拡大している点を問題視し、「最も格差が大きい社会になりつつある」との認識を語った。

 そのうえで、強者の論理による弱者切捨て、格差拡大の現状を何としても改めて行きたいとの強い意向を改めて示した小沢代表は、参院選での与党の過半数割れを実現すべく、力を貸してほしいと参加者に訴えた。

 なお、パーティでは前回三重県知事選で民主党などの推薦を受けて当選し、今回も党推薦を受けて再選を目指す野呂知事も挨拶に立ち、思いを新たに、民主党と同じ志の元、政治改革に取り組んでいくとの意向を示した。
 

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