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2007/02/18
小泉政権後に広がった格差の是正を参院選では訴えていく 岩手で代表
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 小沢一郎代表は18日、岩手県入りし、盛岡市内で行われた岩手県議会選挙候補者への公認・推薦状の伝達式に臨むとともに、式後に会見した。

 会見に先立ち、同日午前には岩手県知事選挙に転出する県連代表で岩手県1区選出の達増拓也衆議院議員の事務所開きが行われた。そのなかで達増議員は、「知事選の告示まで議員としての職責を全うしたい」と発言した。

 会見で、小沢代表はこの発言に関連して記者からの質問に応え、「1区の補選は7月の参議院議員選挙と同日になる」と話し、後任の人選もタイミングについても達増県連代表に一任しているとした。

 さらに参議院選挙の争点について問われたのに対しては、「もっとも豊かで平等な社会であった日本が小泉政権後特に、急速に不公正な不平等な格差が急速に広がっている」との認識をまず示した。そのうえで、「このままいくと本当に日本の社会そのものが崩壊しかねない」として、地域間の格差、個人所得の格差、あるいは雇用における身分と待遇の格差など、国民みなさんにとって非常に身近な、そして日本社会の本質的な問題に関して、民主党としての主張を掲げ、大きな焦点として訴えていく考えを示した。

 公認・推薦状伝達式の挨拶で小沢代表はまた、31人の県議選候補予定者(公認29名・推薦2名)を前に「県政と県議会と本当に一体となって県民の為の政治を行っていただきたい。候補者全員の当選を期して、全力で油断なく一層精進し、頑張って欲しい」と激励した。

 伝達式には、達増県連代表のほか、同3区選出の黄川田徹衆議院議員、岩手県選出の平野達男、主濱了、比例選出の工藤堅太郎各参議院議員も同席した。

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