21日午前、国会内で、民主・社民・国民新の3野党国会対策委員長会談を開催。終了後に記者会見した高木義明国対委員長は、今後の国会論戦において政治とカネの問題について徹底追及する方針を確認したことを報告した。
20日に小沢一郎代表が自らの資金団体の事務所費詳細を公表したことを受け、社民・国民新両党は、「小沢代表が明確に公表し、記者会見をしたことは非常によかった」と評価。その上で、与党幹部、閣僚、さらにリーダーシップをとるべき安倍首相が今後どう対応していくのかしっかり追及していく方針を明らかにした。
また、(1)柳澤厚生労働大臣の不信任決議案提出の確認(2)財務・金融委員会の円満な運営の要求(3)集中審議の要求、の3点を確認したことを言明。財務・金融委員会については、大臣の所信表明直後に一般質疑を行うという不正常な状態を問題視し、「拙速な委員会運営を放置するわけにはいかない」と述べた。
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