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2007/02/21
日本銀行による利上げの決定について(談話)
民主党ネクスト金融担当(経済財政担当)
参議院議員 峰崎 直樹

○本日、日本銀行は金融政策決定会合にて、賛成8、反対1で、0.25%から0.5%への利上げを決定した。

○利上げは家計には総じてプラスだが、ローンを抱える方の中には厳しく感じられる方もいるだろう。また、中小企業にはマイナスの面が大きい。格差が拡大する中で、政府の経済運営が一層重要になる。

○民主党としては、基本的に日本銀行の判断を尊重する。ただし、政府の景気判断が変わらず、またデフレ脱却宣言に至らない中で、利上げに踏み切ったことについて、日本銀行が市場に十分に説明することは当然である。

○1月の金融政策決定会合前には、日銀法改正にまで言及した中川自民党幹事長をはじめ、政府与党が露骨とまで言える政治介入を行い、無用な市場の混乱を招いた。

○今回は、そのような露骨な政治介入は表立ってはなかったが、民主党は、日本銀行の独立性を重視する立場から、今後も政府与党の動向についても厳しい眼を向けたい。

以上
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