民主党の熊谷弘幹事長代理は20日の記者会見で、両院に「憲法調査会」が設置されたことにふれ、「じっくりと国のあり方を決め、論議していくべきだ」と述べながら、「米国は東アジアを火薬庫と見なしているなど、わが国を取り巻く情勢は厳しい。だからこそ、論議を通じて憲法が述べているような周辺国に尊敬される平和国家となるための戦略を築かねばならない」として、民主党として積極的に発言していく姿勢を示した。
熊谷幹事長代理はさらに、宝塚歌劇団出身の女性議員から「講演のなかで宝塚を未熟な国会議員の代名詞にした」などと抗議の公開質問状を受けたことについて、「プライドを傷つけたのならお詫びする。しかし発言の趣旨は、新人議員に、血を吐くような思いをしている国民の代表としてもっとドロまみれになってほしいということだった」と述べた。
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