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2000/01/20
家西議員らの抗議で森自民幹事長がエイズ患者への差別発言を謝罪
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菅政調会長と枝野幸男政調会長代理、家西悟衆議院議員(党薬害再発防止対策プロジェクトチーム事務局長)は20日午後、首相官邸で青木幹男官房長官に会い、自民党の森幹事長が講演でエイズ患者への差別と受け取れる発言をしたことについて、小渕首相宛の「(党総裁として)公式見解としかるべき対応を求める」とする申入書を手渡した。

 さらに菅政調会長と家西議員は同日夕、国会内で森幹事長に会い、幹事長としての公式見解と国民に対する明確で誠実な謝罪をするよう求めた。

 これに対し、森氏は「意図的な発言ではないが、誤解を生じる発言であり謝罪したい」と非を認め、薬害HIV訴訟の原告団に対しても「機会を設けてぜひお会いしてお詫びし、誤解をときたい。そのことをマスコミを通じて報告することで、国民に対する謝罪としたい」と述べた。これを受け、家西議員は「意図的であるなしに関わらず、発言は一人歩きするもの。影響力のある政治家として十分気をつけて欲しい」と求めた。

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