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鳩山由紀夫幹事長は２日午後、前宮城県知事・浅野史郎氏の東京都知事選挙への出馬表明報道を受け、自身の事務所内で記者団の質問に答えた。
鳩山幹事長は、東京都知事選の候補者については菅直人代表代行、都連会長の円より子参議院議員、同幹事長の小川敏夫参議院議員、会長代行の田中良都議会議員の４名で協議中であり、最終的な報告を受けない段階での発言は控えるとの考えを示した。その上で、「情報公開を徹底的に追及してきた浅野氏が出馬すれば、都庁の情報公開という点で『透明な浅野氏』対『不透明な石原氏』という面白い構図ができるのではないか」として、「都知事選の争点は情報公開」だとの認識を示した。
また、衆議院予算委員会で与党側が２日の衆議院通過を図ろうとしていることに関連しては、塩崎官房長官が「野党が委員会に出ないから（審議が）短くなっても当たり前」と発言したことに触れ、本予算審議は一切欠席していない実態を明らかにし、「とんでもない間違い。官房長官自らが（審議時間が）短いことを認めているということ」と指摘した。
さらに、委員会に出席しても答弁すべき大臣が出席していない状態について「審議拒否をしているのかどちらか」と反論。与党側に「時間も短いし答弁も不十分であり、もっと審議をしよう」と求め、まだ審議は尽くされていないとの認識を示した。
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