代議士会が、2日午後8時過ぎに開かれ、枝野幸男予算委員会筆頭理事が予算委員会での採決に瑕疵があったことを報告。あくまで採決は無効として採決以前の状態に戻すこと、与党の暴挙を許さないことを確認した。
枝野筆頭は「共産党の予算組み替え動議が出されており、手続き上はこの採決が行われることになる。この採決に自民党の委員が起立して賛成多数になったにもかかわらず、委員長が起立少数としたのは民主主義の手続き、ルールに反する。これはビデオでも確認できる」と報告した。
また、高木義明国対委員長が、予算委員会での採決強行を受け、議長の斡旋による与野党国対委員長会談を開いたこと、与党の提案は総務委員会、財務金融委員会で、参議院で予算が審議中に補充質疑を行うというもので、とても受け入れられるものではなかったことを報告した。このなかで、高木委員長は「安倍内閣の独裁的な体質が出た」と強い口調で安倍内閣を批判した。
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