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2007/03/06
【衆院本会議】地方2法、財政3法に反対討論 逢坂、三谷両議員
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 逢坂誠二議員と三谷光男議員は6日正午開かれた衆議院本会議で、予算関連の地方税法の改正案、地方交付税法等の改正案、公債発行の特例法案、所得税法等の改正案、特別会計に関する法律案に対して、反対の立場で討論に立ち、それぞれ異様な委員会運営に強く抗議した。

 逢坂議員は、地方分権こそ日本再生の本丸だが、安倍内閣は何ら具体策を出していないと批判。新型交付税についても面積と人口を基準とするのでは、交付税本来の役割は果たせないとした。

 頑張る地方応援プログラムに関しても、私が部下なら「殿、ご乱心」と言うと強く批判。財政力の弱いところへの支援こそ本来の役割であり、これでは地域間格差が広がるとした。

 その上で、総務委員会での審議時間がたったの3時間であったことに強く抗議、「与党の審議拒否」と非難した。

 三谷議員は、冒頭、財務金融委員会での野党の審議時間がたったの2時間であったことを指摘、これは「言論の封殺」である批判した。その上で、審議を委員会に差し戻すよう強く求めた。

 法案内容に関して、税制の抜本改革がなされておらず、しかも、家計により負担を強いるものであること、年金保険料の事務費への流用を続けていること、特別会計の改革も見せかけだけで、事業内容の見直しに至っておらず何ら改革の名に値しないと批判した。

 最後に、税制・財政も抜本改革、税金の無駄遣いをなくすためにも、法案を委員会に差し戻すべきと再び、三谷議員は訴えた。
 

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