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2007/03/15
国会正常化を覆す与党の強行採決 強い憤り覚える 菅代行
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 菅直人代表代行は15日午後、党本部で会見し、衆院憲法調査特別委員会で強行採決を行った与党の姿勢について「国会が正常化した直後、それをまた覆すような行動に強い憤りを覚える」と語った。

 冒頭、菅代表代行は、通常国会召集から50日目を迎える中、全般的には野党が攻勢で終始しているとの考えを述べた。安倍政権の誕生以来、首相の主張には2度にわたってブレが見られることにも触れ、国会中盤の戦いがさらに重要になると強調した。

 同日夜に開催予定の東京都知事選候補者による公開討論会については、政策、人柄、経験で特徴がある4名が公開の席で議論する良い機会だとしたうえ、民主党も、浅野史郎氏を支援する一ボランティア団体として、しっかりと支えていきたいとした。

 憲法改正手続きを定める国民投票法案に関する中央公聴会の開催が、与党の強行採決によって決したことについては「47都道府県すべてといかなくても、大多数のところで(地方公聴会を開き、)意見を聞くプロセスも必要」と指摘。与党の姿勢は国民の理解が得られないとの見解を示し「国会が正常化したその直後に、それをまた覆すような行動に強い憤りを覚えている」と語った。

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