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2007/03/16
堀江判決受け「改革の寵児」と絶賛した自民党改めて問う 会見で幹事長
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 鳩山由紀夫幹事長は16日午後、記者会見で、堀江ライブドア前社長への東京地裁判決、中井議員の光熱水費訂正などについて語った。

 堀江被告への東京地裁判決について、鳩山幹事長は「厳しい判決」との見方を示した上、一昨年の総選挙で堀江氏が立候補した際、自民党が堀江氏を広告塔として使い勝利した事実を国民はしっかりと記憶にとどめてほしいと要請。「構造改革の寵児」とまで持ち上げられた堀江氏に司法の判断が示されたことを受け、安倍政権に対しても、選挙において国民の皆さんが正しい判断をされるよう期待するとした。

 鳩山幹事長はまた、目前に迫る統一地方選挙にも触れ、東京都知事選立候補者による公開討論会の開催や、北海道知事選に立候補予定の荒井聰衆院議員の議員辞職などに言及。民主党の理念を掲げてたたかう候補の全員当選を期して、全力を挙げて応援する考えを述べた。

 中井洽衆院議員が記者会見で、2005年度の政治資金報告書の光熱水費に関する記載項目の誤りを自ら真摯に認め、支出を公表し、修正報告をした件については「誤りを犯したということ自体は非常に遺憾なこと」と表明。中井議員の説明した内容を精査吟味して、党としての対応を検討するとした。

 一方で鳩山幹事長は、松岡農林水産大臣について、未だに光熱水費の内訳を隠ぺいを続けていると指摘。また、最近明らかになった北陸電力の志賀原発の臨界事故隠しやプロ野球西武球団の事件にも触れ、「情報が開示されたガラス張りの国を作り、国民の手に日本の政治を取り戻すことが極めて肝要だと改めて感じた」と語った。

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